内容説明
もはや「最貧国」ではない。高度成長を始めた「新・新興国」だ。…可能性に満ちたベンガルの大地、その「国づくり」の最前線を追う。
目次
何が僕をバングラデシュに連れてきたのか
この国の姿―バングラデシュは本当に「最貧国」なのか
エネルギー―すべての農村に電力を届けるには
ものづくり―未来を切り開く技術力をどう育てるか
教育―すべての子どもにチャンスを与えるには
環境―膨大なゴミは誰によってどこに向かうのか
社会保障―この国のセーフティーネットは誰が担うのか
金融―貧困者の経済的自立をどう支援するか
労働―働く人たちを守る仕組みをどうつくるか
市民参加―市民の力を国づくりに活かすには
社会を引き裂く力にどう向き合うか
傷ついたコミュニティを再生するには
災害に何を備え、どう対処するか
計り知れない学びを胸に抱きながら
著者等紹介
池田洋一郎[イケダヨウイチロウ]
1977年タイ・バンコク生まれ。2001年に早稲田大学政治経済学部を卒業、財務省に入省。主計局、広島国税局、金融庁を経て2006年秋よりハーバード大学ケネディスクールに留学、2008年6月に公共政策学修士号を取得・卒業。以後、財務省国際局にて、世界金融危機への対応、世銀と日本の協働プログラムの企画・立案等の担当として活躍。2011年夏より世界銀行に出向。バングラデシュ現地事務所での2年間の勤務を経て、現在ワシントンの本部にて、世銀をより成果重視の機関とするための組織改革に従事。「官民協働ネットワーク Crossover21」を2001年に創設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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