内容説明
ステージゲート法とは技術・製品開発のテーマ・プロジェクトに関し、アイデア創出から市場投入までのプロセスをマネジメントするフレームワーク。全体プロセスを複数の「ステージ」に分け、次のステージに進むためには、決められた商業化成功のための要件をチェックする「ゲート」を通過することが必要。製品開発を効率的かつイノベーティブに行う手法として、北米の製造業の7割以上、日本でも大手企業を中心に100社以上に導入・活用されている。革新的な新製品を効率よく生み出す技術経営のフレームワークを豊富な事例で解説する“バイブル”待望の邦訳。
目次
第1章 イノベーションへの挑戦
第2章 新製品はなぜ成功するのか
第3章 なぜ、ベストイノベーターは優れているのか
第4章 ステージゲート法アイデアから市場投入までのシステム
第5章 次世代のステージゲート法―どう企業はシステムを進化させ、スピードを向上させてきたか
第6章 アイデア発見―革新的アイデアの追求
第7章 前半の活動―発見から開発まで
第8章 勝者を選ぶ―正しいプロジェクトへの投資
第9章 ゲートを機能させる―「牙を持った」ゲート
第10章 開発、テスト、そして市場投入
著者等紹介
クーパー,ロバート・G.[クーパー,ロバートG.][Cooper,Robert G.]
産業界でのイノベーション研究における最も影響力のあるオピニオンリーダーの一人。「ステージゲート法」をはじめとした数多くの画期的な研究を主導し、35年にわたり北米および欧州の数百社の企業において3000例以上の新製品開発に関する研究を行ってきた。世界中の企業・ビジネスパーソンを対象としたセミナー講師・コンサルタントとしても活躍。カナダのマクマスター大学ビジネススクール名誉教授、ペンシルベニア州立大学ビジネススクールISBM研究所の栄誉リサーチフェローを務める。「プロダクト・デベロップメント・インスティチュート」および「ステージゲート・インターナショナル」の共同設立者でもある。現在、カナダ・オンタリオ州、オークビル在住
浪江一公[ナミエカズキミ]
ベクター・コンサルティング株式会社代表取締役社長。主に製造業を対象としたテクノロジー・マネジメント、マーケティング、事業戦略の分野のコンサルタントとして20年以上の経験を有する。電機メーカー勤務の後、アーサー・D・リトル(ジャパン)(株)、(株)フュージョンアンドイノベーション等を経て現職。日本工業大学大学院技術経営研究科客員教授。北海道大学工学部、米国コーネル大学経営学大学院(MBA)卒。現在ステージゲート法をテーマに毎週メルマガを発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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