内容説明
医療、教育、貧困、育児、住居、地域…さまざまな分野で問題を抱えた私たちの国、日本。本書では、そんな日本社会を良くするために奮闘する、草の根の変革者たちを描いた。語られるのは、華々しい成功談ではなく、見過ごされがちな課題に挑んだ試行錯誤の物語。理想に向かって一心に活動を続けるそれぞれの姿から、一生懸命に働くこと、誰かのために生きること、社会を、日本を愛するということの真実が見えてくる。
目次
1 日本の友よ、金持ちより「心持ち」をめざしませんか?
2 誰でも行ける、誰でも暮らせる村みたいな学校をつくりたかった。
3 総合職、育休第一号。自分が味わった思いは後輩にはさせたくなかった。
4 この国に生まれ、この会社で働いてよかったって思える証を残したい。
5 後に続く旅人のためにまちづくりにかかわって自治をめざします。
6 医師はどんどん地域に入っていくこと。病院づくりは、まちづくりです。
7 いいオトナを見つけなさい。組織って、感謝と笑顔、手助けで変わります。
8 捨てられるものが再分配できれば、死にかけていた食べ物が生き返ります。
9 ちょっと大げさですが、緩和ケアで社会を変えたかった。
10 日本を考えるなら、「壊して、建てる」は結局、高くつくことに気づこう。
著者等紹介
山岡淳一郎[ヤマオカジュンイチロウ]
1959年、愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。「人と時代」「21世紀の公と私」を基本テーマに医療、建築、資源問題から政治、近現代史と分野を超えて旺盛に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kakoboo
pakkun217




