内容説明
「自分には価値がない…」“心の枠”を外すダイアローグというシンプルな手法。世界20カ国出版のベストセラー『リーダーシップとニューサイエンス』著者によるいまを未来とつなぐ温かなメッセージ。
目次
第1部 みんなで向かいあって(未来に希望を取り戻せますか?;いま、何を信じていますか?;シンプルなプロセス;人間の対話のシンプルさ ほか)
第2部 一息ついて振り返ってみましょう
第3部 対話のきっかけ(人間らしく生きたいと感じていますか?;未来における役割は何ですか?;他人を信じていますか?;何に目を向けていますか? ほか)
著者等紹介
ウィートリー,マーガレット・J.[ウィートリー,マーガレットJ.][Wheatley,Margaret J.]
「この混迷の時代に、どうすれば私たちは為すべきことを成し遂げ、健全な人間関係を築いていけるか」をテーマに執筆・教育・講演活動を行う。世界的な慈善団体「ベルカナ研究所」(The Berkana Institute)の共同創設者であり、現在は名誉所長を務める。ニューヨーク大学でシステム思考とメディア生態学を専攻し、文学修士号を取得。その後、ハーバード大学で組織行動学と組織変革を中心に学び、博士号を取得。経営学の教授として勤務する傍らコンサルタントとしても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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epitaph3
1
言葉を交わすこと。ただそれだけ。簡単なこと。だけれどもできないのは、対等ではないから。それが壁。でも必ず対等に話せる人はいる。それを探す。そこから始まる。改めて対話の有効性と大切さを教えてくれる良書。2012/12/06
mieken
0
対話をすれば、世界は希望に満ちると筆者は言う。対等な立場で、お互いを知ろうと努力し、お互い聞き手として助け合いながら、じっくり考え、対話をともに考えるための人間らしい方法と思い、ときに雑然とする対話も受け入れる。人間の思いは同じ、と信じて。2017/09/16
山野たぬき
0
すごくいい本というか、大切な本になった。自己啓発に分類されるのかわからないけど(書店ではビジネスコーナーに居た)、間にある言葉が、すごくよくて、連れてってくれる場所は豊かで。勝手にもったいない気がしている。表紙とか。2016/05/12
RNDMN
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全ての問題から目をそらすことなく、めっすぐに見つめ周囲の人びとと小さな対話を始め、小さな行動を起こす事できっと人間社会、地球は変わっていく事ができる。人間の可能性を信じる人間賛歌的な感覚を受けた。2014/08/16
井上岳一
0
著者の詩とかがあって微妙な部分も多いが、対話について改めて考えを整理する役には立つ。対話について考えたい人におすすめ。2011/11/27