内容説明
人はなぜ支え合うのだろうか―深い人間理解と豊かなエピソードを通じていま求められる「知」に至る道が見えてくる。チームの奇跡はこうして生まれる。
目次
序章 集合と知が変化を生む
第1章 集合知とは何か
第2章 集合知の出現を促すには
第3章 異なる世界観を生きる
第4章 集団を愚かにするもの
第5章 極性化した集団の悲劇
第6章 合意の幻想
第7章 無限の共創力
第8章 集合知を呼ぶ意識
終章 誰もが必要とされている
著者等紹介
ブリスキン,アラン[ブリスキン,アラン][Briskin,Alan]
コレクティブ・ウィズダム・イニシアチブ共同設立者。カリフォルニア州バークレーのライト・インスティテュートで組織行動論の博士号を取得。1970年代から集団と集合体に関して研究する傍ら、教育者として体験学習をベースとする学校作りに貢献し、またグループホームの教育ディレクター、非営利団体ジョージ・ルーカス教育事業団の首席コンサルタントなどを務める。その後、医療従事者を対象とするコーチ兼メンター、企業や非営利団体に対する組織コンサルタントとして活躍
エリクソン,シェリル[エリクソン,シェリル][Erickson,Sheryl]
コレクティブ・ウィズダム・イニシアチブ研究責任者。メリーランド大学人間発達学修士、シモンズ・カレッジ都市部初等教育学修士。1970年代、低所得の家族および子供のためのコミュニティを基盤としたプログラム開発や就学援助プログラム「ヘッドスタート」、革新的な初等教育プログラム「フォロースルー」に貢献。1980年代半ばに社会貢献からビジネスへと軸足を移し、リーダーシップ開発と組織変革に焦点を置く。イノベーション・アソシエイツのリーダーシップ&マスタリー・プログラムを通じてP&Gの幹部リーダーシップ開発に従事
オット,ジョン[オット,ジョン][Ott,John]
約30年にわたり集団変革に従事。スタンフォード大学法学博士。紛争解決をめざす参加型集団プロセスの開発、ノースカロライナ州の幼児教育プログラム「スマート・ステート」の中核になったコミュニティの変革などを行なう。多様な分野の非営利団体と手を組み、スピリチュアルなコンセプトと活動を、組織がそれぞれ逼迫する問題を解決するための枠組みへと落とし込んでいる。コミュニティオーガナイザーとして低所得地域の住民を支援したことから集合知の分野に取り組む
キャラナン,トム[キャラナン,トム][Callanan,Tom]
フェッツァー財団上級顧問。平和を訴える書籍We Speak as One、リーダーシップ育成に取り組むシーズンズ・ファンド・フォー・ソーシャル・トランスフォーメーション、世界的な行動・学習コミュニティであるコンフリクト・トランスフォーメーション・コラボレーティブ、若手の非営利団体リーダーを集めたグローバル・ユース・リーダーシップ・コラボレーティブなど多くの国際的プロジェクトに従事。また執筆活動、グループ・プロセス・ファシリテーターとしての活動や、社会変革活動にかかわる財団や組織のコンサルタントを務める
上原裕美子[ウエハラユミコ]
1976年東京生まれ。筑波大学第二学群比較文化学類卒業、翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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