内容説明
いつの時代も、言葉が世界を変えていく。確信に満ちた言葉は、人の思考を変え、行動を変え、さらには世界まで変えてしまう力を秘めている。自由と平等、移民問題、死刑制度、テロ、気候変動、歴史問題、戦争と平和…世界と人類の大問題を論じ、良くも悪くも世界を動かした演説を軸に、いま考えるべき問いを突き付ける論争の書。
目次
なぜ言葉が重要なのか
第1部 人類はみな人間(なぜ彼女は命をかけたのか―権利のための闘争;平等な社会とは―世界を熱狂させたビジョン ほか)
第2部 敵か味方か(真の危機とは何か―意表を突いた欧米批判;冷戦とは何だったのか―超大国の主張と現実 ほか)
第3部 力は正義(総力戦とは何か―極限状況を戦いぬいた英国の覚悟;歴史をつくるのはだれか―失脚直前の大統領の叫び ほか)
第4部 平和にチャンスを(暴力を捨てられるか―非暴力・不服従の論理;民主主義を守れるか―エリートと市民の責任 ほか)
著者等紹介
アボット,クリス[アボット,クリス][Abbott,Chris]
国際関係を専門とする政治アナリスト、作家・ジャーナリスト、ブラッドフォード大学名誉客員研究員、安全保障に関する欧州の有力シンクタンクであるオックスフォード・リサーチグループの「持続可能な安全保障」分野のコンサルタント。国際安全保障の分野で多数のイニシアチブに関与、平和構築のために尽力している
清川幸美[キヨカワユキミ]
翻訳家。津田塾大学国際関係学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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