内容説明
大学卒業後の若者たちが2年間、全国各地の学校で「教師」になったら、世の中はどう変わるだろう?―こんなアイディアを思いついた当時21歳のウェンディが立ち上げた「ティーチ・フォー・アメリカ」は、国じゅうの大学生を巻き込んで、たちまち全国に広がった。世間では「ミー・ジェネレーション(自分のことしか考えない世代)」と言われていた若者たちが、同じ夢を抱いて立ち上がったのだ。それは、「いつか、すべての子供たちに、優れた教育を受ける機会が与えられること」。―貧しい地域の学校にドラマチックな成果をもたらし、大勢の子供たちの人生を変え、今や米国大学生の「理想の就職先」第10位に選ばれるまでになったティーチ・フォー・アメリカの軌跡を創業者がいきいきと描く。
目次
01 卒業論文
02 宇宙の法則を止める
03 理想だけでは不十分なとき
04 新しいアイディア
05 暗黒の年月
06 大きな決断
07 トンネルの向こうに灯りが見えた
08 上昇軌道
09 ティーチ・フォー・アメリカの評価
10 ビジョンを実現する
11 この先の一〇年
著者等紹介
コップ,ウェンディ[コップ,ウェンディ][Kopp,Wendy]
1967年生まれ。プリンストン大学卒業後、全米の優秀な大学卒業生を2年間、劣悪な環境化にある各地の公立学校に教師として送り込む非営利団体Teach For America(TFA)を立ち上げ、1990年から事業を開始。これまでに14,000人以上を派遣し、根底からの教育改革に多大な成果をあげている。2003年クリントン・センター・アワード、2004年ジョン・F・ケネディ・ニューフロンティア・アワードなど多数の章を受賞、2008年『タイム』誌の選ぶ世界の重要人物100人(「TIME 100」)にも選ばれた。夫と4人の子供とともにニューヨークに在住
東方雅美[トウホウマサミ]
慶應義塾大学法学部卒。バブソン大学経営大学院博士課程修了。大手出版社にて雑誌記者として勤務した後、教育関連企業の出版部門にて、経済・経営書の企画・制作に携わる。現在は独立し、書籍の翻訳、編集、執筆、および企画・コンサルティング等を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おせきはん
suite
Shohei I
Ponyo
shizuca