感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
宵待草
69
著者:阿木津英は、短歌結社『八雁(やかり)』を主宰し、女歌に付いて造詣が深い歌人の一人です。 ゆっくりと此の本を既読し、やはり三十一文字の短歌には、人を支え救う力が宿る事を改めて深く感受しました。私は短歌を詠み始めて22年近く経ちました。 所属の短歌結社や友人・知人の歌人たちに、とても恵まれ良き短歌環境の中に居ながら、精進が足りぬ自分自身への忸怩たる思いが在ります。 其の様な私にとって、お若い短歌を詠む読友さんの、短歌への真摯な向き合い方に、私自身が短歌を詠み始めた頃の、直向きさを想い出させて頂く ⇒続く2023/12/13
双海(ふたみ)
9
女性の歌をテーマ別に集め、短歌を作らない一般の読者も気楽に読めるように解説を付けた一冊。西日本新聞に約半年にわたり、連載された。 短歌史上初、与謝野晶子の出産の歌。20歳で離婚、幽閉の身となっていた柳原白蓮が思いを綴った手紙。昭和29年、その後の女性の歌の噴出口となった中城ふみ子の登場。その他、著者と同時代を生きた道浦母都子、河野裕子、永井陽子等、60人以上の女性歌人が取り上げられている。2023/09/02




