感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
∃.狂茶党
15
五・七・五・七・七の型にきちんと収まらぬ歌もたくさんあって、複数の読みが可能な文字などは、どちらが正解なのか、判断に悩むし、そもそも読めない単語もある。 短歌は幻を見ると歌人は語る。 私たちはそのヴィジョンに触れるのだ。 ヴィジョンは、幻であるとともに、洞察力である。 洞察は共有し得ないと思うが、幻はその曖昧さゆえに共有したような気持ち、共振を引き起こすと思う。 この共振を解読したならば、洞察もまた開かれるのだとは思うが、それは秘教的なものであるようにも思う。 まずはともに震えることだ。 2023/06/09
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