内容説明
テクノ手芸部のすてきな作品を一挙紹介。フェルトや布で作る回路からArduinoを使った作例まで、作り方も解説しています。
目次
1 イントロダクション(はじめまして、テクノ手芸部です。;テクノ手芸ってどんなもの? ほか)
2 チュートリアル(まばたきのキツネ;へびすけ ほか)
3 応用編(目が光るマレーバク;気を引くために自ら転ぶキリン ほか)
4 Appendix(Arduinoのサンプルコード紹介;PICマイコンを使う)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おぎゃ
6
最高すぎる。フェルトぬいぐるみや裁縫などの手芸と、LEDやはんだ・マイコンなど電子工作を融合させて生み出すアート。「ルータのぬいぐるみ」や「明るさに反応してLEDの目が光る猫のぬいぐるみ」など、自分でも作ってみたすぎるものばかり。LEDの点滅など機械の動きに生物っぽさを見出したり、逆に生物の動きを機械で表現するという独特の視点が特徴的だと感じた。ただ、手芸も電子工作もできないといけないので、初心者がやってみるにはハードルが高い…2019/01/06
river125
2
板フェルトや羊毛フェルトを使った手芸と、導電糸やLEDによる電子工作とを組み合わせた作品集。作例には、作ってみたくなるもの(三角コーンとか)も、そうでないもの(LED内蔵のスワロフスキー??)もあった。■前半は(電子工作的には)作りやすさを優先しているが、後半はArduinoやPICも紹介しており、意外と幅広い。これだけの内容をエントリ向けにまとめようとした意欲を買いたい。2012/06/05
藍鼠
2
ちょこまか動くもの好きとしてはニコニコ眺めてしまう本でした。電気を通す糸で刺繍いれたらスマホ対応の手袋になるとか当たり前すぎて思い至らなかった(^^)2012/01/13
アジシマ
1
全く初めての人間にとっては適切な難易度なのかもしれないが、眺めているのが一番面白い、という無精者には「(LEDなどで)光るだけかよ」、というのが全体の印象。ナチュラルというか、素朴な作品テイストも好き嫌いが分かれるところ。電子回路の本などを合わせて読んで、手芸への融合のとっかかりにするには悪くないのかも。2011/06/05
Ryu_SLAP
1
あたたかさの中にも非日常感を漂わせているテクノ手芸に脱帽です。遊んでいる子どもたちや作品自体がとても生き生きと撮られているので、眺めているだけでも面白いですし、ちょっと電子工作の経験があるお父さんなんかが子どもと一緒にものづくりに取り組むためのマニュアルとしても良い本だと思います。2010/11/22