内容説明
生活困窮者に手をさしのべた養育院事業は現代における社会福祉の源泉といえる。「近代日本経済の父」の知られざる人間像。「社会事業家」としての素顔。
目次
1 郷里編(深谷血洗島村;農民の子)
2 立身編(幕臣と欧州;華麗なる転身)
3 救済(福祉)事業の夜明け編(上野に建つ養育院;非凡と先見の明 ほか)
4 社会事業家への途編(憲忠と二人三脚;感化事業の起動 ほか)
5 現代への布石編(礎の確立;失意と再生 ほか)
著者等紹介
武井優[タケイユウ]
ノンフィクション・ライター。高知県生まれ。新聞社嘱託記者、雑誌記者を経たのちルポライターに。新聞、週刊誌、雑誌に子どもの殺害事件などを執筆。編集プロダクション(有)オフィスダンを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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