内容説明
この街を愛した者たちだけに与えられる特権それは“魅力の秘密”を語ること。
目次
写真家ソール・ライター―日常に潜む美
カポーティ『ティファニーで朝食を』―ティファニーブルーの誘惑
O・ヘンリー「賢者の贈り物」―ニューヨークのクリスマス
ジョニー・ウィアー―フィギュアスケート界の美しき堕天使
ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』―マンハッタン、女たちの物語
ニール・サイモン『おかしな二人』―大人のコメディはニューヨークで
三島由紀夫が愛したニューヨーク―紀行文『アポロの杯』『旅の絵本』
J・D・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』―セントラル・パークの回転木馬にて
ポール・オースター『ガラスの街』“ニューヨーク三部作”―どこにもない街(上)
ポール・オースター『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』“ニューヨーク三部作”―どこにもない街(下)〔ほか〕
著者等紹介
鈴木ふさ子[スズキフサコ]
東京生まれ。文芸評論家。青山学院大学文学部英米文学科卒業。フェリス女学院大学大学院人文科学研究科英文学専攻博士後期課程修了。2003年、博士号(文学)取得。博士論文でオスカー・ワイルド及び三島由紀夫におけるワイルドの影響を論ずる。日本大学、青山学院大学、國學院大學で英語・英文学・比較文学を講ずる。大学の講師を務めながら、2008年よりフィギュアスケートの取材を開始。「美の追求者」と謳われたジョニー・ウィアー(2006年・2010年冬季五輪アメリカ代表)へのインタビューをフィギュアスケート専門誌に展開。取材のためニューヨークを頻繁に訪れる。『氷上のドリアン・グレイ―美しき男子フィギュアスケーターたち』(アーツアンドクラフツ、2018年)でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。著書に『三島由紀夫 悪の華へ』(アーツアンドクラフツ、2015年、国際文化表現学会学会賞受賞)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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拡がる読書会@大阪