内容説明
ボクはずっといっしょ。この本を手にとって、心を込めて読んでみてください。必ず、あなたの魂がふるえだし、いつくしみの涙があふれてきます。「いのちのありかた」シリーズ第一弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
47
殺処分場に連れていかれた元ペットの犬目線のお話。ペットからしたら、何もしていないのに、家族が迎えに来ることを待ち続けて、処分されてしまう。飼い主側にやむなき事情があったのかもしれないが、生涯育てる確信がないなら飼わないでと言いたい。2024/02/03
わむう
28
動物病院を経営する藤田さんが手がけた絵本。動物愛護センターで保護された犬を見て連想したお話だそう。子犬の頃は可愛がられていたのに成犬になると見向きもされなくなる。構ってもらえず、散歩にも連れて行ってもらえず、ご飯もおなかいっぱいもらえず、首輪を子犬の頃のままなので苦しい。久しぶりにお父さんが連れ出してくれたくれて「おでかけだ!」と喜んでいると、それは動物愛護センター。殺処分される間際に「なんでボクはここにこなきゃいけなかったの?」と問いかける。そして最後のたった一つの願いは「苦しかった首輪を外して」涙涙涙2021/07/19