内容説明
動乱を経て急成長した近代中国!今まさに米国と覇権を争う国家となった中国の近代史を分析し知ること…それがコロナ禍以後の日中関係を探る鍵になる!
目次
第1章 清朝末期の列強侵入と大動乱(一八四〇~一九〇〇年)
第2章 辛亥革命と国内混乱の時期(一九一一~三一年)
第3章 満州事変から西安事件まで(一九三一~三六年)
第4章 日中戦争の時期(一九三七~四五年)
第5章 国共内戦と中華人民共和国の初期(一九四五~五七年)
第6章 中共政権による日本兵捕虜の洗脳と軍事裁判(一九五〇~六〇年代)
第7章 死者四五〇〇万人の「大躍進」(一九五八~六二年)
第8章 毛沢東の文化大革命(一九六六~六七年)
第9章 〓小平による改革開放の時代(一九八〇年代~九〇年代前半)―政権主導の歴史認識と愛国主義、日中関係、天安門事件
第10章 大国化した中国の反日姿勢(一九九〇年代~)
著者等紹介
松岡祥治郎[マツオカショウジロウ]
熊本県生まれ、東京大学経済学部卒業。1999年まで農林中央金庫勤務(ロンドン駐在、営業部長、国際企画部長、検査部長)。その後数社の役員を経て現在ソフト開発会社監査役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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読生
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とりあえず出展Wikipediaはやめた方がいいですよ。全てにおいての信頼度ガタ落ちだから…。Wikipediaにはさらにその出展が書いてあると思うんだけどなあ。 それはともかくひとつの論説として読みました。なんでこうみんな「皇帝」目指しちゃうんだろうな。その結果が毎度毎度の内部権力闘争…。でもそれはどこの国でも同じなのかもしれませんね。 気持ちの良い声だけしか耳に入れなくなって自壊していく…も壊れるのはその人だけじゃなくて。国を動かす立場ですからね。結局ひどい目に遭うのは一般人と。なんかこうやるせない。2023/05/02