出版社内容情報
終始芭蕉を意識しつつ独自な境地を切り開いた一茶、その歩みを作品を通して辿る。
私の文章は広い視野からの一茶俳句鑑賞ではなくて、俳句を通じて俳人一茶の歩みを追い、その人間像に迫るという形のものになった。(あとがきより)
松林尚志[マツバヤシショウシ]
著・文・その他
内容説明
終始芭蕉を意識しつつ独自な境地を切り開いた一茶、その歩みを作品を通して辿る。
目次
俳人一茶の出発と関西行脚
宗匠への道と父の死
女流門人の登場
相続争いの決着、帰郷へ
柏原定住、結婚へ
『三韓人』の出版と夏目成美
家庭生活と最後の江戸行脚
一茶の作風
『おらが春』を読む
家族の引き続く死
北信の社中たち
晩年の一茶
一茶の死とその後
著者等紹介
松林尚志[マツバヤシショウシ]
1930年、長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。現代俳句協会、現代詩人会の各会員。俳誌「木魂」代表、「海程」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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