怪物―腹が一つで背中が二つの

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  • サイズ 46判/ページ数 576p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784862656773
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

夕暮れにふと立ち止まり、舗道の肌を踏む靴を眺めたとき、異様な怪物がぬらりと身体から離れて、のっそり歩いてゆくように感じた体験はありませんか?ーおまえは、誰だ?

唇をなぞるリップスティックを中途でとめたとき、そこからにわかな腐食が始まり、自分の顔がすっかり変貌したように感じた経験はありませんか?ーわたしは、誰?

第一篇  鏡の背理 
第二篇  海岸健忘症 
第三篇  失踪した花嫁
第四篇  ほおずき
第五篇  被害者の復讐が始まっている
第六篇  催眠療法 
第七篇  夜 会 
第八篇  記憶の島 
第九篇  スパイ容疑   255
第十篇  腹が一つで背中が二つの怪物 
第十一篇  再 会 
第十二篇  誘 惑 
第十三篇  姉 妹 
第十四篇  終わらない夏 
第十五篇  メガニューラ氏の恋 
第十六篇  遠隔操作 
第十七篇  煙 草 (指の間に焦げる固有の時間) 
 初 出 
 解 説 ─ RYUICHIワールド あるいは楽園への遁走  岩佐倫太郎

石田隆一[イシダリュウイチ]
著・文・その他

内容説明

夕暮れにふと立ち止まり、舗道の肌を踏む靴を眺めたとき、異形な怪物がぬらりと身体から離れて、のっそり歩いてゆくように感じた体験はありませんか?―おまえは、誰だ?

著者等紹介

石田隆一[イシダリュウイチ]
ハウステンボス株式会社執行役員、株式会社加賀屋顧問を経て、創作活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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