出版社内容情報
わたしのガンコなガン子ちゃん。
取っても取っても次から次へとやってくる。
この際、仲良く生きていこう。
ガンでも遊ぶ。ガンでも働く。
ガンになって16年、楽しく痛快な日々。
出木谷潤子[デキヤジュンコ]
著・文・その他
内容説明
わたしのガンコなガン子ちゃん。取っても取っても次から次へとやってくる。この際、仲良く生きていこう。ガンでも遊ぶ。ガンでも働く。ガンになって十六年、楽しく痛快な日々。
目次
第1章 ある日突然
第2章 セカンドオピニオン
第3章 新しい仕事
第4章 親はなくても子は育つ
第5章 エンドレスガン
第6章 共存しながら
付録 子供たちへ。
著者等紹介
出木谷潤子[デキヤジュンコ]
1962年東京生まれ。居酒屋の女将業26年、その間、子育て真っ最中に39歳で左腎臓がん破裂寸前で全摘出。8年後に膵臓転移。店を閉店してパン講師に転職後、ほぼ毎年転移再発し現在まで計16回の手術を経験。ABCクッキングスタジオ、パン講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamakujira
3
39歳で腎臓癌が見つかって手術、それから16年、あちこちにできる転移癌を14回の手術を繰り返して除去、パワフルに生きる女性の体験記は、人生の楽しみ方が自分とは違っても元気をもらえるような気になるね。抗癌剤による化学療法をひたすら避けて外科的手術を求める姿勢は、すがすがしいほど、発行から4年経つけれど元気にすごしているかな。ところどころ文意がつかみにくい文章は勢いで書いたようで、校閲が手抜きの自費出版なのか、でもそれはそれで著者の味がでてるかもね。 (★★☆☆☆)2022/08/18
湖桃
1
何回もの手術で、取っても取っても次から次へと来るガンに立ち向かっている姿に尊敬しました。再発を繰り返したり、痛い手術を何度もしているのに、きちんと自分の好きな事を楽しんでいるとても強い方だと思います。人は簡単には死なないんだなーと、勇気ももらいました。私も小さい事にいちいち落ち込んでいないで、自分をいたわり楽しもうと心から思えました。感謝の心は忘れずに生きていきたい。好きな旅行に行けるのも、仕事があるのも、誰かのおかげ。お陰様の心も常に持っていたいです。読み終って、周りの人に感謝できる本です。2020/09/13