出版社内容情報
小説、戯曲、伝記、音楽研究・音楽評論、美術研究、哲学研究、社会批評など……自らが知の英雄だったロマン・ロラン。
代表的伝記作品三点に通底するものは何かを明らかにする、画期的作品論。
はじめに
引用文献
序
第一章 『ベートーヴェンの生涯』(Vie de Beethoven)論
─「歓喜─神」への信仰(la foi en un Dieu-Joie)─
一、ロマン・ロランとベートーヴェンの出会い
二、ベートーヴェンの生涯と信仰
第二章 『ミケランジェロの生涯』(Vie de Michel-Ange)論
─「調和─神」への信仰(la foi en un Dieu-Harmonie)─
一、ロマン・ロランとミケランジェロの出会い
二、ミケランジェロの生涯と信仰
第三章 『トルストイの生涯』(Vie de Tolsto?)論
─「愛─神」への信仰(la foi en un Dieu-Amour)─
一、ロマン・ロランとトルストイの出会い
二、トルストイの生涯と信仰
結 び
【付】ロマン・ロランの小説『クレランボー』(Clerambault)を読む
─クレランボーの回心をめぐって─
序
第一の回心─偽りの理想主義から真の理想主義へ、そして思想から行動へ─
第二の回心─個別的真理から、普遍的真理へ─
結び
あとがき
三木原浩史[ミキハラコウジ]
著・文・その他
内容説明
小説、戯曲、伝記、音楽研究・音楽評論、美術研究、哲学研究、社会批評など…自らが知の英雄だったロマン・ロラン。代表的伝記作品三点に通底するものは何かを明らかにする、画期的作品論。
目次
第1章 『ベートーヴェンの生涯』(Vie de Beethoven)論―「歓喜‐神」への信仰(la foi en un Dieu‐Joie)(ロマン・ロランとベートーヴェンの出会い;ベートーヴェンの生涯と信仰)
第2章 『ミケランジェロの生涯』(Vie de Michel‐Ange)論―「調和‐神」への信仰(la foi en un Dieu‐Harmonie)(ロマン・ロランとミケランジェロの出会い;ミケランジェロの生涯と信仰)
第3章 『トルストイの生涯』(Vie de Tolsto¨i)論―「愛‐神」への信仰(la foi en un Dieu‐Amour)(ロマン・ロランとトルストイの出会い;トルストイの生涯と信仰)
付 ロマン・ロランの小説『クレランボー』(Clerambault)を読む―クレランボーの回心をめぐって(第一の回心―偽りの理想主義から真の理想主義へ、そして思想から行動へ;第二の回心―個別的真理から、普遍的真理へ)
著者等紹介
三木原浩史[ミキハラヒロシ]
1947年神戸市生まれ。1971年京都大学文学部フランス語学フランス文学科卒業。1977年京都大学大学院文学研究科博士課程(フランス語学フランス文学専攻)中退。経歴:大阪教育大学教育学部助教授、神戸大学大学院国際文化学研究科教授を経て、神戸大学名誉教授。シャンソン研究会顧問。浜松シャンソンコンクール(フランス大使館後援)審査委員長。専門:フランス文学・フランス文化論(特に、シャンソン・フランセーズ研究)。著書の他、論考・訳書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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