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季刊文科コレクション
視点〈5〉小説の再生―日本語には“主語”がなかった

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784862654649
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

啓蒙主義の本家フランスには啓蒙主義という言葉がない。日本にはもともと主語という言葉はなかった。目からウロコの文芸評論エッセイ10篇。ドイツ文学者ならではの日本文学再発見。

目次

“ない”の発見
『天人五衰』最終章
転機の予感
アナログとデジタル
小説の再生―日本語は“主語”がなかった
進化の終焉
時代への警鐘―吉村昭について
『こころ』についての疑問
小堀桂一郎の『森鴎外』を読む
聖堂なき『パルジファル』―メトロポリタンのワーグナー

著者等紹介

松本道介[マツモトミチスケ]
1935年(昭和10年)北海道生。2歳で東京に移る。東京、京都、岡山などで育ち、東京大学大学院修士課程修了。熊本大学、國學院大学を経て、中央大学文学部に32年間勤務。専攻はドイツ文学。現在、中央大学名誉教授。「文學界」で同人雑誌評を担当し、「季刊文科」(鳥影社)編集委員。日本リヒャルト・シュトラウス協会運営委員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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