内容説明
中年夫婦の坦々とした日常が描かれるなか、そこに忍びよる危機を暗示する、不吉の前兆と言われる里芋の花。終盤のたたみかけるような筆致が秀逸な表題作他、力作全四篇。
著者等紹介
飯田章[イイダアキラ]
1935年、東京生まれ。作家。早稲田大学第二政治経済学部卒業。1974年、「迪子とその夫」で第17回群像新人文学賞受賞。1987年、「あしたの熱に身もほそり」が第97回芥川賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 人生、死ぬまで挑戦だ