内容説明
失踪した女友達の夫が残した「神神の黄昏」と書かれたノート。そこには「沈黙の島」硫黄島守備隊二万一千人から、米軍に救い出された生き残り一千名のうちの一人であることが綴られていた。この硫黄島の徹底した抵抗がもたらしたものは何であったか。表題作他三編を収録。
著者等紹介
高畠寛[タカバタケヒロシ]
1937年大阪生れ。國學院大学日本文学部卒。現在:大阪文学学校講師、社団法人大阪文学協会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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