内容説明
長年、石川啄木研究をライフワークとしてきた筆者は、北海道を抜きにして啄木文学は語れないと主張する。まさにその通りで、本書はその説得力とともに、至るところに調査・研究の独創性がみられ、啄木文学を愛好する人にとっては必見の書となっている。江湖に薦めたい一冊。
目次
第1章 啄木と函館
第2章 啄木と札幌
第3章 啄木と小樽
第4章 啄木と釧路
第5章 離道
資料編
著者等紹介
福地順一[フクチジュンイチ]
1936年青森県弘前生まれ。1959年弘前大学文理学部文学科(国文学)卒業。卒業論文「石川啄木論序説」。青森県、北海道で教員生活。東奥義塾高校(1960~)、北海道仁木高校(1962~)、函館中部高校(1971~)、札幌南高校(1987~)、北海道中標津高校(1989~)、北海道奥尻高校(1991~)、函館東高校(1993~)、札幌拓北高校(1995~)に奉職。1997年札幌拓北高校(校長)で定年退職。同年札幌予備学院(漢文)講師(1997~2004)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 動物生殖科学