内容説明
学生時代の訳者が「ツァラトゥストラ」を幾つかの翻訳で読んだ時、何か「根本的な嘘」があるのではないか、「密かに毒を盛り、“赤ん坊”を掏り替えた者たち」がいるのではないか、と感じたという。以来ほぼ40年、訳者は自らの翻訳で以て、巨大な謎を解き明かそうとする。
目次
ツァラトゥストラの序説
ツァラトゥストラの話(三つの変化;徳の講壇;大地なき世界を見る者たち;肉体を軽蔑する者たち;歓喜をもたらすものと運命的な煩悩業苦;血の気のない犯罪者;読むことと書くこと;山の木;死の説教者たち;戦いと戦士 ほか)
著者等紹介
小山修一[コヤマシュウイチ]
1948年福岡県生まれ。2011年2月現在、石巻専修大学准教授。「文芸東北奥松島」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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