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目次
はじめに いまなぜ正三なのか
第1章 正三とは何者なのか
第2章 正三にとって自由とは何であったか
第3章 自由をどのように実践するか
第4章 キリシタンとの対決
第5章 仁王禅と死への自由
第6章 正三の思想はなぜ忘れられたか
第7章 ヨーロッパ的自由を超えて
著者等紹介
森和朗[モリカズロウ]
昭和12(1937)年、名古屋市生まれ。名古屋大学経済学部卒。NHKで報道番組などを担当。国際チーフ・ディレクターを経て、日本大学芸術学部文芸学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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残心
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「キリスト教徒は自分たちが特に神から選ばれていると確信しているために、何を考えどんなことをしても正しいと思い込んでいる。 ~仏像や神社仏閣などを壊しまわり、一揆に立ち上がったときには意見を異にする者を成敗したりもした」「仏教では、煩悩につながれたままでは六道の輪廻から永遠に抜け出せないと説くが、彼らキリシタンには自己中心的な煩悩に従うのが正義」「いまの日本には、仏の法も神の法もないし、いわんや道徳とか倫理などというものはさらさらない。あるのは畜生道と餓鬼道ぐらいのものであろう」 本書の戦前暗黒史観には辟易2017/04/20