内容説明
軍事クーデターから始まって、第二次世界大戦の前哨戦と言われる複雑な要素がからむその実態を、豊富な史料の中から浮かびあがらせる渾身の大著。
目次
最後の軍事的手段を生む―予告された蜂起
二つの戦線の確定はもう既成事実―不干渉協定
マドリッドは解放されます―首都包囲
雌狼の子たちは当惑してしまい―グァダラハラの戦い
赤軍の意図的な放火で焼け落ちた―グェルニカ爆撃
勝利へ甘んじて眠ってなどおらず―ブルネテの戦い
畜生へはすでに終焉の時が近づき―北部戦線の消滅
人民軍の勇壮の前に粉砕され―テルエルの戦い
レヴァンテの陽光へ顔を―ヴァレンシアの戦い
国際旅団の真の墓場―エブロ川の戦い
総統の天啓による指揮の下―カタルーニャ攻勢
引渡しを“総統”と合意した―もう一つの内戦
著者等紹介
伊東章[イトウアキラ]
1937年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 平和の憲法と福音