内容説明
ヒトラー政権のもと強制収容所での人体実験にたずさわり、30年以上の逃亡生活をおくった一人の男がいた。この息子はそういう父親をもった。あのメンゲレの実話をもとに描かれた問題作。息子は父の罪を糾弾できるのか。映画「マイ・ファーザー 死の天使」の原作。
著者等紹介
越智和弘[オチカズヒロ]
1951年横須賀市生まれ。東京外国語大学大学院外国語研究科修了。文学博士。名古屋大学大学院国際言語文化研究科教授。専門はドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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