内容説明
前漢から惰・唐の時代まで、最盛期は人口100万を超えた世界帝国の都だったという長安。20世紀初頭長安史蹟を訪ね歩き、日中両国の歴史学・考古学に多大な貢献をした足立喜六の名著。現在は失われてしまった貴重な記録を含む、170枚の写真・図版等完全収録。
目次
關中の形勢
漢唐の尺度及び里程考
秦以前の遺蹟
漢の長安城
漢代の陵墓
逍遙園
惰唐の長安城
唐の長安の名蹟
著名なる道觀
現存せる唐代の佛寺
外教の寺院
唐代の陵墓
長安の古碑
著者等紹介
足立喜六[アダチキロク]
明治4年(1871)静岡県磐田郡袖浦村(現 磐田市岡)に生まれる。明治26年(1893)静岡県尋常師範学校卒業山名高等小学校訓導となる。明治31年(1898)東京高等師範学校卒業33年熊本県第一中学校教諭となる。明治39年(1906)清国陝西省陝西高等学堂教習に招かれる。明治43年(1910)任を終え、4年間に撮影した170枚の写真と測量図を持って帰国。昭和5年(1930)愛知県立一宮高等女学校校長を定年退職。昭和24年(1949)永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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