内容説明
子どもは夫と二人で作ったものなのに母親に負わされる責任は限りなく重い。子どもを抱えて一人歩いてゆく―そんな現代の若い母親の姿を描く問題作。旅の先には何が待っているのか?春は果たして訪れるのか?永遠に続く子育てという旅。
著者等紹介
中得一美[ナカエヒトミ]
1965年鹿児島県生まれ。映像専門学校を卒業後、パート仕事に従事しながら企業のPRビデオの台本制作などを手掛ける。2007年映画『風の外側』(奥田瑛二監督作品)にてシナリオアシスタントを務める。『冬の旅』が小説第一作目となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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