内容説明
４５歳で前座となった女講釈師初体験のあれこれ。男の芸の講談界、女で初の文化庁芸術祭賞受賞！日本の北から南から、世界あちこち駆け歩き、出会い、森羅万象、世帯人情、語るリズムの心地良さ！パン！パパン！よっ、琴嶺、名調子。
目次
女講釈師駆歩記
講釈師・琴嶺さんのこと（演芸コラムニスト・太田博）
鱸のような面構え（講談協会会長・宝井馬琴）
人生ここらでひとくくり（講釈師・宝井琴嶺）
著者等紹介
宝井琴嶺［タカライキンレイ］
本名・塚田善子（つかだよしこ）。１９３８年東京市滝野川区で誕生、のちに青森県黒石市へ疎開。１９５７年中央芸術劇団（代表・薄田研二）に入団、１９５９年東京芸術座（代表・村山知義）へ。準劇団員から劇団員となる。１９７９年宝井馬琴に弟子入り、琴葉を名乗る。１９８０年『山本安英の会』朗読グループ参加。１９８３年４５歳で講談協会前座修行、３年後二枚目昇格。１９９０年宝井琴嶺と改め真打披露。『子午線の祀り』四次・五次公演参加。１９９３年女流講釈師初の文化庁演芸部門芸術祭賞受賞。１９９６年青森県より文化功労者として褒章授与。寄席、講演のほか、毎年１０月『宝井琴嶺の会』で個性的試演発表会を開催している。講談協会会員、日本新劇俳優協会会員、青い森の特派員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 民主主義のための社会保障
