目次
1(児童文学批評というたおやかな流れの中で;日本児童文学批評史のためのスケッチ)
2(いい子という呪文、わるい子というレッテル―『きみはいい子』雑感。あるいは、ぼく自身のための記憶のモザイク;子どもへのまなざし。あるいは、子どもの「自立」と「保護」との奇妙な緊張関係について―埒外に置かれた子どもたちを、ぼくらはどう描き、どう読み解けばいいのか;貧困の栄光。あるいは、エンターテインメントとしての「自活」について)
3(手をつなぐ;見つめあう;疑問符の向こうがわへ;“いつのまにか疑問符”の子どもたち―「疑問符の向こうがわへ」補遺・あるいは『銀色の日々』の少年たちについて;とびたちかねつ)
著者等紹介
細谷建治[ホソヤケンジ]
1946年群馬県生まれ。群馬大学教育学部卒業後、東京都江戸川区の小学校に、40年ほど勤め退職。日本児童文学者協会会員。日本児童文学学会会員、児童文学評論研究会会員。個人誌『童話ノート』を刊行。「どろぼうだぬき」で第一回船橋市文学賞、児童文学部門文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。