目次
第1章 新たな国家学の探求 1920‐1923年(独裁・憲法制定権力・機関説批判;形式としての決断;カトリシズム論と代表概念)
第2章 均衡・自由主義・民主主義 1923‐1927年(議会制と均衡;議会主義論に対する反応とシュミットの応答;直接民主主義)
第3章 国家学構想の挫折?1924‐1928年(国家及び国家学の「危機」;国際連盟批判から「政治的なるもの」へ;『憲法学』における体系化)
第4章 中立国家を巡る攻防 1928‐1930年(統合理論の衝撃;中立国家論の展開;中立国家論の相対化?)
第5章 経済国家から経済自治へ 1930‐1932年(多元主義とポリクラシー;二つの単行本化作業;フォルストホフとフーバーにおける「自治」;経済国家における自治構想)
著者等紹介
長野晃[ナガノアキラ]
1987年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在、慶應義塾大学法学部・東洋大学社会学部非常勤講師。専門は、政治理論・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。