内容説明
“リベラルは道徳や善に関する議論を放棄している”との批判に対して、“リベラルにとってこそ市民的徳が欠かせない”ことを論じ、その核心に“公共的正当化”の実践をみいだす。論争を画することとなった名著、待望の邦訳。
目次
第1章 リベラリズムからの逃避
第2章 リベラリズムと公共的正当化
第3章 法とリベラルな市民権
第4章 正当化の制度
第5章 リベラリズムの憲法
第6章 自由、自律、およびリベラルな共同体
第7章 リベラルな徳
著者等紹介
マシード,スティーヴン[マシード,スティーヴン] [Macedo,Stephen]
1957年生まれ。プリンストン大学政治学部及びヒューマン・バリュー・センター教授。プリンストン大学で政治学の博士号を取得後、ハーバード大学、シラキュース大学を経て、現職に。プリンストン大学のヒューマン・バリュー・センター長やアメリカ政治学会副会長など、学内外で数々の要職を歴任してきた。専門はリベラリズムを中心とした政治哲学
小川仁志[オガワヒトシ]
1970年生まれ。京都大学法学部卒業。名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。徳山工業高等専門学校准教授。専門は政治哲学、公共哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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