内容説明
企業活動が環境に与える影響を、定量的・統一的に把える画期的システム。東京電力やキヤノンなど上場企業50数社の参加により着実にその活動が実施されている。
目次
第1部 環境影響評価の手法―環境政策法にもとづく日本版エコファクターJEPIX(日本の環境希少性評価プロジェクト;環境希少性の評価手法について;エコファクター日本版の算出方法;日本のエコファクターの算出;JEPIXにもとづく日本のナショナル・エコバランス)
第2部 環境影響評価の実践―日本版エコファクターによる簡易版JEPIXの運用(JEPIXにもとづく環境負荷統合化シート;環境報告書・CSR報告書におけるJEPIXの利用;JEPIXフォーラムの活動)
著者等紹介
宮崎修行[ミヤザキノブユキ]
1955年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部を経て、88年早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了(Ph.D.)。92‐93年ケルン大学社会経済学部客員教授、2004‐05年ザンクトガレン大学経済エコロジー研究所リサーチ・フェローおよび客員教授を歴任して、国際基督教大学(ICU)教養学部教授に就任。現在、環境経営学会副会長、社会関連会計学会理事、JEPIXフォーラム会長、産業環境管理協会参与、日本品質保証協会CDM審査委員などをつとめる。文部科学省21世紀COE「平和・安全・共生」研究プログラム(国際基督教大学)ではグループリーダーとして共生型企業の経営評価ツールを開発する。主な著書および訳著書に『統合的環境会計論』(創成社、博士学位請求論文、日本学術振興会科学研究費補助金支給研究、2003年度日本会計研究学会太田黒澤賞・環境経営学会学術貢献賞およびJDRエッセイスト賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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