内容説明
楽しく読めるマンガとわかりやすい文章で、アトピー性皮膚炎のケアがとてもよくわかる!
目次
第1章 アトピー性皮膚炎の基本(アトピー性皮膚炎かどうか心配です。どこへ行けばいいの?;すぐには診断されない!?診断の目安と重症度を教えて! ほか)
第2章 アトピー性皮膚炎のスキンケア(肌の状態をよくするための正しい洗い方ってあるの?;どんなふうに保湿すると、効果的なのでしょう? ほか)
第3章 アトピー性皮膚炎の薬物療法(よく聞くステロイドって、一体どんな薬なの?;ステロイドは怖いと思われているのはどうして? ほか)
第4章 アトピー性皮膚炎の悪化要因対策(どういうことがアトピーの悪化要因になる?;食事や生活において気をつけるべきことは? ほか)
著者等紹介
堀向健太[ホリムカイケンタ]
日本アレルギー学会専門医/指導医/代議員。小児科専門医/指導医。鳥取大学医学部医学科卒業。2014年、世界初の保湿剤によるアトピー性皮膚炎発症予防の介入研究を発表。2016年Blog:「小児アレルギー科医の備忘録」を開設
青鹿ユウ[アオシカユウ]
漫画家。著作に『今日から第二の患者さん―がん患者家族のお役立ちマニュアル』(小学館)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kitten
8
図書館本。アトピーに関する最新の情報を、一般向けに分かりやすくまとめられている良書。アトピーはここ10年から20年でかなり研究が進んで、分かってきていることが増えている。ガイドラインもできて、治療方法も増えている。昔の知識のままではいけないと感じた。とにかく、乳児の頃から保湿、スキンケアを徹底すべし。とくに、口の周りをワセリンでガードしておけば、食物アレルギーの発症も抑えられる可能性がある。環境整備は、薬物、保湿だけでどうにもならないときに考慮すればよくて、除去食にはあまりエビデンスはない。2020/11/05
メチコ
4
絵はかわいいし、読みやすいし、内容もしっかりしている。出産を控える方、今まさに子育てに奮闘している方、すべての方にオススメです。2020/10/16
Soltee
3
2ヶ月のお子さんを持つ夫婦が子供のアトピーに悩んでいるのを、先生と一緒に治療をしていくという形で進みます。 アトピーに関する噂の解説も丁寧にされており、読んでいると、書いている先生の誠実さがありありと伝わってきます。 正確でしかもわかりやすく、頭にスッと入ってくる。それでも大切な部分を端折っていない(と思われる)のが素敵です。 お子さんがアトピーだったり、アトピーかはわからないけど肌が荒れ気味で心配という方にはおすすめしたい本です。 アマゾンのレビューで別のお医者さんが本書を絶賛していたのも印象的でした。2020/06/08
昼と夜
2
肌弱々の長男、アトピーって診断されたので再読。2024/06/27
williammorris
2
こどものアトピーに悩んでいるため、読んでみました。わかりやすく、かつ参考文献リストもあり、信頼できる良書。小児科にも通っておりますが、先生もここまでの内容を個々で説明する時間はとれないと思うので、自分で情報収集することも大事だと実感。2023/02/19