小児科医ママとパパのやさしい予防接種ＢＯＯＫ―疑問や不安がすっきり！

森戸 やすみ/宮原 篤【著】

内外出版社（2019/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 174p／高さ 22cm
• 商品コード 9784862574817
• NDC分類 493.938
• Cコード C0077

内容説明

今、麻疹などの危険な感染症が世界規模で流行中です。そんな中、「予防接種は必ず受けるべき」「予防接種は受けなくていい」「予防接種をしないと感染症になる」「予防接種をすると副反応が起こる」といった様々な説が広まっているので、不安になる保護者も多いでしょう。そこで、小児科専門医が、ワクチンとは何か、どう考えるべきかについてとことん優しい語り口で、易しくお教えします！

目次

第１章　予防接種の誕生と歴史（予防接種はどうして生まれたの？；日本での予防接種の始まりは？　ほか）
第２章　ワクチンの種類と成分と仕組み（ワクチンには、どんな種類がある？；それぞれのワクチンは、どんな感染症を防ぐの？　ほか）
第３章　予防接種の疑問と不安（副反応ってどういうものなの？；副反応が怖くてワクチンを打てません　ほか）
第４章　実際に接種するとき（ワクチンの接種スケジュールを教えて！；定期接種と任意接種ってどう違う？　ほか）
第５章　予防接種をできない、したくないとき（家族が予防接種に反対して困っています；これだけは接種したほうがいいというワクチンは？　ほか）

著者等紹介

森戸やすみ［モリトヤスミ］
１９７１年、東京生まれ。小児科専門医。一般小児科、ＮＩＣＵ（新生児特定集中治療室）などを経て、現在は東京都千歳船橋の「さくらが丘小児科クリニック」勤務

宮原篤［ミヤハラアツシ］
１９７２年、東京生まれ。小児科専門医、臨床遺伝専門医、Ｃｅｒｔｉｆｉｃａｔｅ　ｉｎ　Ｔｒａｖｅｌ　Ｈｅａｌｔｈ（ＣＴＨ）。大学卒業後、成育医療研究センター成育遺伝部での研究や大学病院などの研修を経て、総合病院小児科に勤務後、東京都千歳船橋に「かるがもクリニック」を開設（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ちゃま]

漫画アンサングシンデレラで参考文献として引用されていた本。未承認の方法でワクチンが製造される、不正確な情報の論文が出されるなど予防接種に否定的な考えを持つ人が増える歴史もあった。予防接種を必要以上に怖がるのではなく、かといって盲目的に信じ込むのでもなく予防接種による副反応のリスクと感染症にかかった際のリスクを天秤にかけて正しい情報をもとに判断することが重要。 予防接種を受けないことは感染症を広める加害者になるリスク、子供の職業選択の幅を狭めてしまうかもしれないリスクがあることは認識する必要がある。

2022/06/24

[松村 英治]

とても分かりやすかった。親なら読んでおきたい一冊。

2022/02/05

[くりぼー]

子供の予防接種のタイミングで。 自信を持って、定期に加えて任意も打たせる決断ができるように

[いち]

ワクチンによって予防されている病気の数々。 その発言は、何を狙ったものなのか？結局どうなったのか？を調べること

2021/11/30

[海戸 波斗]

とりあえず、全部受けとけやってことだろ。副反応の保証に６倍の差があるとか、宝くじの当たる確率のような。当たるわけないけど当たるかもしれないって交通事故の確率より低いから受けとけやってこと。周りに迷惑だしな、自分もキツいぜ。と説得されてんな。流行りのエビデンスを振りかざし、信じるかしんじないかは、あなた次第ですみたいな自己判断に委ねられる。納得して決めるのと強制されるのの違いかぁ～。

2019/10/19