出版社内容情報
教育・環境・安全の見方や選び方、付き合い方まで 現在、子どもを預ける施設は、公立・私立の幼稚園や認可保育所だけでなく、認定こども園、小規模保育所などの様々な種類があり、選択肢が増えていて、保護者はどこにするか迷いがち。しかも、中には安全面や教育面、環境面に大きな問題があるところも……。
そこで、これまで全国の施設を実際に取材し、また事故の検証を行い、同時に各自治体や園に依頼されて講演を行ってきたジャーナリスト・猪熊弘子さん、弁護士・寺町東子さんが執筆したのが本書。幼稚園や保育園などでの事故を防ぐにはどうしたらいいかという安全面のこと、早期教育から自然保育まで多種多様になっている教育面のこと、社会問題化している保育士不足や規制緩和などを含む環境面のこと、さらに園との付き合い方のことまで幅広く、子どもたちがすくすく育つために、本当に大事なことを伝えます
猪熊弘子[イノクマヒロコ]
著・文・その他
寺町東子[テラマチトウコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しおこ
2
三歳児神話は海外で戦争や孤児院にいた子向けの言葉がねじれた話と初めて知った。保育園にはもう預けているが認可外で少し狭めの園庭があり、毎日同じ園庭で外遊びするのつまらないのかなと思っていたが毎日同じ園庭で遊ぶ安心感があっていいと書かれていてなるほどと思った。実体験を積むことはやはり大事。たくさんの園での死亡事故が詳しく書かれていて胸が痛んだがそのような園を見定める親の力量は大切だと思う。2024/01/30
MACHIDA kj
2
保活は終わりまもなく第一子の入園を控えた母親の私にはとても勉強になった。悪いことを考えれば不安はつきないけれど、まず園の職員さんたちとしっかり信頼関係を築いていけるようにしたい。2019/03/13
いちごruby
1
最初から最後まで隅々まで読んだわけではないけれど、事故の事例について、書籍にて施設名や被害者の名前を出す必要があるだろうか。それより、良い取り組みをしている園は名前を公表していないのは何故?幼稚園と保育園の教育保育の内容はほぼ同じということは安心した。早期教育は不要というのが本当なら、子どもはもとより保護者や教育者もかわいそう。私が個人的に気になったのは運動指導を沢山うけた子程運動能力が低いという調査結果があるということ。 いい園をみつける為に根掘り葉掘り質問し、排除していったら行きたい園などみつかるのか2020/09/21
pandaman45
1
保育園選びの参考にと思い借りた。前半は保育内容についてまとめてありやはり外遊びは大切だと思った。また自由は一歩間違えるとただの放任となる。子どもが自分で考えて遊ぶことは大事だがその時に大人がどのような声かけや支援を(言葉や物で)できるかが重要。保育園見学の際に自由遊びはどこの園もしていたが保育士に自由と放任の違いを聞いてみるのもいいと思った(性格悪いかしら)第3、4章は保育園での死亡事故を実例と共に複数紹介。事故後の保護者の対応や日頃の保育園との関わり方について説明。この章は特に読んだ方がよい。2019/08/02
minorisomali
1
事務職とはいえ認定こども園勤務の身としては身が引き締まる思いだなぁ。そして国がいつまでもいつまでも・・・(怒)2019/01/26
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