合気道 稽古とこころ―現代に生きる調和の武道

植芝 守央【著】

内外出版社（2018/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 240p／高さ 20cm
• 商品コード 9784862573490
• NDC分類 789.2
• Cコード C0075

出版社内容情報

対立・衝突を超越する真の強さ・人生の糧となる「道」の豊かさ。世界で共感される合気道の哲学を宗家・植芝守央道主が説き明かす。

対立・衝突を超越する真の強さ・人生の糧となる「道」の豊かさ

世界130か国、国内2400の道場で愛好される合気道。稽古の根底にある高邁な思想。試合・競技はなく、稽古・鍛錬を通じ、互いに尊重しあうことで磨かれる真の強さ。 世界で共感される合気道の哲学を宗家・植芝守央道主が現代人に向けて説き明かす。


植芝守央［ウエシバモリテル］
著・文・その他

内容説明

世界１３０の国と地域で愛好される合気道。その技と稽古の根底に流れる高邁な思想。試合・競技はなく、稽古を通じて心身を鍛錬し、相手を尊重することで磨かれる真の強さとは！？世界中の共感を得ている、人生の糧ともなる、実生活でも活かされる合気道の哲学を植芝守央道主が説き明かす。

目次

歴史―合気道のあゆみ（一つ一つの積み重ねから；合気道開祖・植芝盛平；「開かれた合気道」―吉祥丸二代道主の想い　ほか）
稽古とこころ（武は愛なり―現代に生きる武道；合気道練習上の心得；稽古法そのものに合気道の理念がある　ほか）
道統（祖父―植芝盛平；父―植芝吉祥丸；戦後の一大転換期　ほか）

著者等紹介

植芝守央［ウエシバモリテル］
昭和２６年（１９５１）４月２日、合気道二代道主植芝吉祥丸の次男として出生。昭和５１年（１９７６）明治学院大学経済学部を卒業。昭和６０年（１９８５）財団法人合気会専務理事に就任。昭和６１年（１９８６）合気道本部道場長となる。平成８年（１９９６）財団法人合気会理事長に就任。平成１１年（１９９９）二代道主逝去により合気道道主を継承。国際合気道連盟会長に就任。平成１６年（２００４）東北大学の特別講師に就任。平成１８年（２００６）ブラジル国のアンシェッタ勲章を受章（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[マッスンロール]

指導者候補講習会で頂きました。道主の立場から見た合気道について書かれている。「今」の合気道について、合気道の在り方について。

2020/06/22

[どくしょおやじ]

最近、合気道を始めたので読みました。この本を読んで合気道がますます好きになりました。一番印象に残った言葉は以下です。　『「合気道練習上の心得　３、練習は常に愉快に実施するを要す」・・・互いに不快感を抱かないよう、相手を尊重し、投げて、投げられ、互いに高めあっていく稽古は充実感があります』　どこかのアメフト部の監督に聞かせたい言葉です。

2018/10/08

[やま]

技術書でも合気道の歴史でもなく、合気道とは何かをエッセイ的に綴った本。ある意味で中途半端な内容のはずなのだが満足度は高い。要点をきちんと押さえているためだろう。改めて合気道は良いと思わされた。

2018/05/20

[ハラマキン]

技術的な視点ではルールや制約が多い気がするが、合気道の思想を理解する上では分かりやすくまとまっていて共感が持てた。

2019/03/09