出版社内容情報
37万部のベストセラー『スラムダンク勝利学』の著者が語る、2020年東京五輪を前に日本のスポーツのあり方を問うスポーツ文化論2020年、オリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決まり、スポーツに対する関心は高まってきています。
しかし、スポーツが本来持っている力をどれだけの人が理解しているでしょうか。
たとえばスポーツを単に「体育」として捉え、できるできない、勝つか負けるか、ということだけでしか、考えられていないのではないでしょうか。
スポーツを通して得られるものとは、勝ち負けといった結果だけではなく、「元気(医療性)、感動(芸術性)、仲間(コミュニケーション性)、成長(教育性)」です。
クオリティ・オブ・ライフを高めることができるのが、スポーツであり、それが、スポーツの文化的価値、そのものと言えるのではないでしょうか。
本書は、スポーツドクターとして、プロスポーツ選手のみならず、様々な企業でも、独自のメンタルメソッドによって、より心豊かに生きるヒントを与え続けている著者が、世界のスポーツ事情や、剣道や相撲といった武道などからその真髄を解き明かし、スポーツを通して、人生をより楽しく、より豊かにしてくれるヒントを説いた、「スポーツ意識革命」の書です。
はじめに
序章 スポーツとは人生そのもの
●スポーツの本当の価値と力を伝えたい
●東京五輪の前に知っておきたいこと
●スポーツが私たちに教えてくれること
第1章 スポーツは文化である
●負けることがあるのに、なぜスポーツはなくならないのか?
●スポーツは、人生を豊かにしてくれる文化
●負けた時こそ、真価が問われる
●スポーツは、心を整える脳力を育む
第2章 スポーツはなぜ存在するのか
●スポーツは単なる「体育」ではない
●なぜメダルの数が気になるのか?
●練習は不可能を可能にする
●諸外国に見るスポーツのあり方とは
第3章 日本古来の武道からスポーツの真髄を垣間見る
●武道に学ぶ「勝敗の向こうにあるもの」
●「弓と禅」から学ぶこと
●剣道はなぜオリンピックに参戦しないのか?
●大相撲こそ真のスポーツの見本
●駅伝も日本固有の素晴らしい伝統
第4章 スポーツが愛される4つの理由
●スポーツで元気になる
●スポーツで感動する
●スポーツで仲間と繋がる
●スポーツで子どもが育つ
第5章 スポーツ医学が社会を救う
●アメリカのスポーツ医学で新しい可能性が見えてくる
●健康経営にスポーツ医学が活きる
●ライフスタイル・マネジメントの原点がスポーツにある
第6章 スポーツを人生に活かす
●心技体がすべての基本
●メンタル・マネジメントのヒントこそスポーツにある
●リーダーシップはどこでも求められる
●チームワークが不要な社会はない
●心を整えてライフスキルを高める
第7章 スポーツが果たすべき使命とは
●プロスポーツの果たす役割を考え直す
●東京オリンピックで日本ができること
おわりに
辻秀一[ツジシュウイチ]
スポーツドクター、株式会社エミネクロス代表。1961 年東京生まれ。北海道大学医学部卒業。慶應義塾大学病院内科、慶大スポーツ医学研究センターを経て独立、現在に至る。応用スポーツ心理学とフロー理論を基にした独自のメンタルメソッドは、プロやオリンピックアスリートはもとより、多くの企業が人材育成や風土改革に採用している。講演活動・ワークショップは年間200 回以上に及び、経営者、アスリート、音楽家、主婦、OL、教員など、日本はもとより海外からの参加者もいるほど人気を博している。志は「ご機嫌な日本」と「スポーツは文化といえる日本」創り。37 万部突破のベストセラー『スラムダンク勝利学』(集英社)、『自分を「ごきげん」にする方法』(サンマーク出版)、『リーダー1 年目からの教科書』(ぱる出版)など著書多数。
内容説明
東京オリンピックの前に知っておきたい本当のレガシーがここにある!スポーツの見方が変わる!あなたの未来が輝く!「スポーツ文化論」。
目次
序章 スポーツとは人生そのもの
第1章 スポーツは文化である
第2章 スポーツはなぜ存在するのか
第3章 日本古来の武道からスポーツの真髄を垣間見る
第4章 スポーツが愛される4つの理由
第5章 スポーツ医学が社会を救う
第6章 スポーツを人生に活かす
第7章 スポーツが果たすべき使命とは
著者等紹介
辻秀一[ツジシュウイチ]
スポーツドクター、株式会社エミネクロス代表。1961年東京生まれ。北海道大学医学部卒業。慶應義塾大学病院内科、慶大スポーツ医学研究センターを経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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