出版社内容情報
古くから人々を魅了してきた身近な野鳥・メジロ
四季折々の美しい姿を写真とテキストで紹介!!
メジロの特徴や生態、餌の種類や捕食、巣作りなど一冊ですべてが分かる!!
内容説明
まるまる一冊「メジロ推し!!」本。美しく可憐でたくましい小さな野鳥の世界をビジュアル読みもので大解剖!
目次
基礎知識編―メジロのきほん(メジロってこんな鳥;メジロのからだ ほか)
VISUAL CALENDAR(メジロごよみ「暦」)
雑学情報編―メジロのなるほど(この鳥たちとの関係;メジロの目ヂカラ考察 ほか)
SPECIAL FEATURE にっぽんのメジロの仲間たち
SPECIAL FEATURE 日本で見られるメジロ科の2種
GOURMET DIARY メジロたちの絵になる食卓(モモ;ウメ ほか)
著者等紹介
小宮輝之[コミヤテルユキ]
1947年東京都生まれ。1972年に多摩動物公園に就職。以降、40年間にわたりさまざまな動物の飼育に関わる。2004年から2011年まで上野動物園園長。日本動物園水族館協会会長、日本博物館協会副会長を歴任する。2022年から日本鳥類保護廉盟会長。現在は執筆・撮影、図鑑や動物番組の監修、大学、専門学校の講師などを務める。動物足拓コレクター、動物糞写真家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
新刊コーナーから。うぐいすとよく混同されてかわいそうだなあ…と思っていたら、そうかあ、現在のうぐいすもちと花札の影響かあ!うぐいす餅の命名と豊臣秀吉の関係は一説だろうと思って検索したら、「本家菊屋の歴史」サイトにてうちが名前をもらいました、と断言されていてびっくり!ちなみにそのお菓子の色は本物のウグイスの色と似ていると思います。2023/09/11
k sato
26
メジロ!メジロ!メジロ!メジロのお写真が目白押し!掲載された写真の多くは、羽弁も羽枝も一本一本みえる驚きの解像度です。黄緑色の翼で白いアイリングが特徴のメジロ。スズメより小さい体長のメジロは、体重11gですって!砂糖大さじ1の重さに相当します(;´Д`)囀りも地鳴きも澄んだ高音。子育て用の巣は枝にぶら下がった柔らかい袋のよう。アフリカまで広がるメジロの仲間は99種!メジロの魅力を堪能しました。桃色の梅や桜にぶら下がるメジロは究極の愛鳥です♡メジロを両手でそっと包んだ小学生のときの記憶が蘇ってきました。2023/12/10
スリカータ
14
以前、庭のモミジにメジロが巣作りをして、雛が無事に育つまで日々窓越しに観察した楽しい経験がある。この本もメジロの愛らしさを存分に味わえる写真揃いの上、メジロに関する知識も豊富に得られる。個人的には、メジロのチャームポイントである目を囲む白い輪が、白い羽毛だと知ったのが一番の収穫だった。メジロが他の野鳥たちと水浴びしている写真が印象的だった。異種が仲良くしている光景は微笑ましい。2023/10/28
ささのは
12
メジロが好きな人なら大満足の本。メジロは見かけてもなかなか間近でじっくりは見られないが、年季の入った愛好家たちによる写真が満載で、様々なシーンを楽しく鑑賞できる。文章も、その暮らしぶりや学術的な話、危惧されていること、メジロが出てくる詩歌にまで話は広がり、コンパクトだが充実している。メジロ以外の野鳥たちも取り上げられており、声は聞けても姿は見えないウグイスの写真やウンチクも見られて良かった。もっと野鳥について知りたくなる、愛が詰まった本だった。2023/09/24
ざるめ
10
帯にあるとおり、正に「メジロ推し!!」「メジロざんまい!!」な一冊(*≧∀≦*)♪メジロには花がよく似合う(*´∇`*)2023/09/14