内容説明
トップ選手たちの駆け引きを徹底解説!ラリーを漠然と見ているだけでも楽しめるが、ルールや技術、戦術、そしてトップ選手たちの目に見えない駆け引きなどを知ると卓球観戦がさらに面白くなります。本書では観戦をより楽しんでいただくために必要な回転の仕組み、戦型、戦術といった基本的知識から「なぜ中国が強いのか」といった多くの人が抱く疑問までを網羅したワンランク上の観戦術をご紹介。
目次
第1章 回転の仕組みと卓球の基礎知識(ここがわかるともっと楽しい卓球は「回転のスポーツ」だ;ラケットの角度を間違ったら最後!?絶大なるボールの回転の影響 ほか)
第2章 日本選手と戦型(卓球独自の「戦型」を解説;現代卓球の王道、ドライブ型―前陣型の張本&丹羽、中・後陣型の水谷 ほか)
第3章 中国はなぜ最強なのか?日本の立ち位置とライバル国(卓球が「国球」と呼ばれる中国 環境、技術、あらゆる面で他国を凌駕;ライバル国の選手を模した「仮想選手」の存在 ほか)
第4章 中国に勝利した名勝負を分析 日本はどうすれば中国に勝てるのか?(前陣プレー&クレバーな戦術で難敵を撃破 リオ五輪で魅せた水谷隼の大逆転劇;世界王者さえも活路を見出せない圧倒的なスピード 張本のバックハンドか中国を凌駕する ほか)
特別対談 松下浩二×水谷隼「日本が世界を制すために必要なこととは?」
著者等紹介
松下浩二[マツシタコウジ]
1967年8月28日生まれの愛知県出身。元プロ卓球選手、Tリーグアンバサダー。明治大学卒業後、協和発酵に入社。日本卓球界初のプロ選手として日産自動車、グランプリ、ミキハウスと日本国内で活躍し、その後、海外にも視野を広げ日本人初となるドイツ・ブンデスリーガとフランスリーグでプレーをした。バルセロナ五輪から4度のオリンピックに出場。現役時代はカット主戦型として粘り強く戦い、2000年の世界卓球クアラルンプール大会でのティモ・ボル戦は今でも名勝負として語り継がれている。現役引退後は日本初のプロリーグ化を目指して尽力する。2018年に「Tリーグ」を創設し、初代Tリーグチェアマンとなる。2020年7月をもってTリーグチェアマンを退任。退任と同時にTリーグアンバサダーに就任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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