内容説明
小さなことを惜しまず、徹底的に極める!2013年夏の甲子園優勝監督が初めて明かす!人間力を高め、勝つために必要なチームづくりの極意。
目次
第1章 チームづくりで徹する
第2章 選手の育成で徹する
第3章 指導者として徹する
第4章 日常生活で徹する
第5章 人として徹する
著者等紹介
荒井直樹[アライナオキ]
1964年8月16日生まれ。日大藤沢高時代、甲子園出場は果たせなかったものの、1年後輩の山本昌投手(現中日ドラゴンズ)と二枚看板で活躍した。3年生の夏の神奈川県大会では、2試合連続無安打無失点試合を達成した経験を持つ。卒業後は社会人野球の名門・いすゞ自動車に入社。都市対抗野球には7回出場した(内野手)。引退後は、96年~98年まで母校・日大藤沢高監督、99年から前橋育英高でコーチ、2001年に監督に就任した。前橋育英高では、春夏1回ずつ甲子園に出場。2013年第95回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)では初優勝を飾った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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日の丸タック
12
『凡事徹底』 誰にでもできることを、だれにもできないくらい、徹底してやり続ける。 簡単そうで実に難しいことだと思う。地味で目立たないなんでもないことのような繰り返しが、本当に難しいことであり大切なことなのだ。 前橋育英高校野球部監督の新井直樹氏が、自分の挫折の経験から語り実践している監督としての矜持である。 スーパーマンでも超人でもなく、挫折を知った努力の人!愚直に努力を重ねられた真っ直ぐな人! 派手さはないが心にぐっと響く言葉が綴られる。 野球人というより、一人の人間としてどうなのか?そこが最も重要だ!2017/07/25
ねこミー
10
凡事徹底。監督の指導方針を読解することができました。優秀な監督に共通することは、基礎練習を徹底することと、選手に不必要にアドバイスしすぎないことかもしれないと思いました。2023/08/31
夜明けのランナー
7
『誰にでもできることを、誰にもできないくらい、徹底してやる』前橋育英硬式野球部。 たまたま数十年早く生まれただけで、決して偉いわけではない。ただ違うのはたくさん失敗したこと、つまりは経験した数が多いこと。ミスをすることは誰にもある。大切なのはその後だ。それだけを徹底すれば、甲子園優勝も夢ではない。そして、社会人になっても。2017/09/05
ぺい
3
誰でもできることを全力で誰にもできないくらいやる。この言葉はすごく心に残りました。僕も高校時代を思い出して行動しないと。2018/01/22
かに
3
積み重ねが重要だということに反論する人は少ないと思う。 しかし、勉強なども含め物事を積み重ねていくと途中で飽きてしまい、積み重ねることをやめてしまう。 一流と呼ばれる人は飽きても続けることができる人なのだと感じた。2015/04/26