Sekaishiso seminar
トランスポジションの思想―文化人類学の再想像 (増補版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 318,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790714859
  • NDC分類 389
  • Cコード C3339

内容説明

混淆する文化状況の中で、何を誰に向け発信するのか。その問題提起により大きな話題を呼んだ書に、文化理論をめぐる地殻変動をとらえ返す「文化概念の往還」を増補。

目次

序章 ポストコロニアル・モーメントにおけるカウンターナラティヴの可能性
第1章 文化の流用
第2章 文化の客体化
第3章 オリエンタリズム批判と文化人類学
第4章 文化相対主義・本質主義・異種混淆論
第5章 トランスポジションの思想に向けて―日本における「ポストモダン人類学」批判以降
第6章 文化概念の往還―文化をめぐる窮状を再考する

著者等紹介

太田好信[オオタヨシノブ]
1954年札幌市生まれ。専門は文化人類学。主な調査地は沖縄とグアテマラ共和国。1979年ノースウエスタン大学大学院人類学修士課程修了(M.A.取得)。1987年ミシガン大学大学院人類学博士課程修了(Ph.D.取得)。米国インディアナ州アーラム大学、北海道東海大学で教鞭をとった後、1994年九州大学大学院比較社会文化研究科に助教授として赴任。2001年九州大学大学院比較社会文化研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うんとこしょ

1
サイードの提起したオリエンタリズムという問題を文化人類学というフィールドから真摯に受け止めて「文化を書く」ことにまつわる(主に文化を記述する主体と記述される対象のあいだに存在する差異が孕んだ権力関係、つまりポジションの)問題等を、粘り強く思考してゆく本。2018/01/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/643223
  • ご注意事項

最近チェックした商品