内容説明
『ゴジラ(1954年)』から『パシフィック・リム(2013年)』まで。この世界を蹂躙する全人類最大の脅威、怪獣の生態・行動を完全検証!!
目次
第1章 怪獣の行動原理(怪獣の行動―怪獣はどこからやってくるのか;怪獣災害への予知と予報―怪獣を災害として対応する動き)
第2章 怪獣の発祥と生態(怪獣の原種―怪獣とは何か;怪獣の分類(山・地底・海;特殊な自主) ほか)
第3章 怪獣への対抗策(怪獣の弱点―熱核兵器は通用するのか;人類の進歩―怪獣を倒すための超兵器 ほか)
第4章 怪獣談話(怪獣映画の新基準『パシフィック・リム』―『パシフィック・リム』の衝撃;大激論!怪獣座談会 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bugsy Malone
35
映画、TVドラマ、小説のあらゆる登場怪獣を現実に存在するものとして、その歴史と実態を解析する。3人の世代の違うのライターたちが怪獣に愛を込めて、過去の作品を詳細に調べ上げ、行動原理、発祥、生態、対抗策などについて書き上げていて、その労力には頭が下がる思いがする。巻末にはお馴染みの佐野史郎氏とみうらじゅん氏との対談も収録。2015/06/13
うみ
15
怪獣の生態大研究。殲滅特区の静寂での怪獣殲滅作戦のいくつかを思い出したりして、楽しかった。2023/01/21
ほしけも
7
怪獣についてのあれこれを体系的にまとめられた本。 愛がなせる業ですね。あと歴史があるからできることだ。 フィクションとはいえ無から生まれたわけではなく、 日本のお国柄やその時々の状況が土壌になってるんですねえ。 2014/04/14
新平
4
2013年『パシフィック・リム』の局地的な大ヒットに便乗して出版されたんだろうと思わせる本。Kaijuって大震災の時のTsunamiの隠喩なんじゃないの?壁を築くとか・・・。そういった話は出てこない。この黒船に対し、日本の特撮(東宝、円谷)には「納得いく設定」が無いのなそうだ。そういや、ウルトラマンは皮膚なのかスーツなのかと外人に聞かれ日本の関係者が困ったという話(実話かどうか知らんが)を読んだことがある。それはともかくウルトラマンティガに出てきたガタノゾーアという怪獣は身長130m、ウルトラマンガイアに2015/09/26