内容説明
わずか30分で足が速くなれる歩くだけトレーニング、3ステップでかんたん習得!スタートダッシュ法、正しいフォームが身につくステップアップドリル―実際に効果があったトレーニングを収録。
目次
1 どんな子でも速く走れるようになる!
2 走りがみるみる変わる!クイックレッスン
3 気になる!子どもと走りのこと
4 必ず速くなれる!ステップアップドリル
5 運動会で活躍するための必勝法!
6 さらにレベルアップするために
著者等紹介
伊東浩司[イトウコウジ]
甲南大学准教授。100m走日本記録保持者(2012年2月現在)。1970年兵県県生まれ。100m、200m、400mで活躍した日本短距離界屈指のスプリンター。バルセロナ、アトランタ、シドニー五輪では日本代表として選出され、98年のアジア大会では10秒00のアジア新記録(当時)を樹立。報徳学園高、東海大、富士通を経て、05年より現職。同大学の陸上競技部女子顧問として育成にも力を入れている。また2011年5月より、小学生を対象とした陸上教室『ヴィッセル神戸アスレチッククラブ』を開設し、子どもたちの走りの指導にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鈴
19
なるほどー!と思うことばかり。息子は持久走では学年1~2位の速さなのに、短距離ではまったく1位はとれない。スタートが遅れてる気がしていたが、やはりそれが原因のようだ。スタミナがあるから、スタートが遅れても持久走では好成績だったのだろう。スイミングでも、やはりスタートが遅い。なんとかスタートを改善してあげたい。2015/06/21
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
8
クリスマスプレゼント用に購入。私も子供の頃に読んでいれば、感覚ではなく具体的なアドバイスと論理的な文章を読めば、運動をするのがきっと楽しく思えたと思う。運動はメンタルが大事とのこと。早く歩く練習からのトレーニング。声かけの仕方など。プロ選手の動きを見るのは言葉の説明よりも子供にとって理解が早い。運動音痴な私は、スポーツ番組をオリンピックくらいしか見てないので、なんとなく納得。大人になって始めたジョギングもフォームやシューズなどの説明を読んでたからやる気も成果も出たので、意識することから成長するタイプかも。2021/12/19
さっちゃん
1
小娘がわりかし走るのが速いので、伸ばしてあげたいな、と思って購入した1冊。 速くなるためには、何よりも走る事を楽しんでもらうこと、そして、訓練、でございますな。週末は、特訓するっきゃないかしら。2012/07/02
あぽろ
0
息子の為にと、図書館で借りてみました。日本が誇る「アジア最速の男」伊東浩司氏による著書。 「太ももを高く上げ、腕は90度に…」とかいう今までの常識が、見事に覆されます。スタートとメンタルが、思っていた以上に重要だった。近頃じゃ日本の短距離界もレベルがグングン上がっていますが、それも正しい指導法による成果がようやく表れてきたって事ではないかと。それにしても19年間破られなかった伊東氏の日本記録、ほんとスゲぇ!! そして肝心な息子たち、今年の運動会には間に合わなかったので、来年に期待。2017/10/08
アキ
0
100mを10.00で走った伊東浩司が書いた子供向けの本 短距離走スプリントは心のスポーツだという言葉に印象が残った 足の速い子は生まれつきだと思っていたが、だれでも速くなるということ 正しいフォームが必要であること そのためにスキップや早歩きからラインの上をまっすぐ走るだけで速くなる子もいるということ すべて納得させられる内容でした 甲南大学准教授だという肩書きでした。2016/10/02