出版社内容情報
本書は鍼灸の適応疾患として厚生労働省が公認し、一般の方々も適応症と考えている鍼の五疾患である、神経痛、頸腕症候群、五十肩、腰痛症、頸椎捻挫後遺症に絞っている。この五つの適応疾患を三回で効果を挙げるための施術法が詳しく書かれている。図も多く、より理解しやすい書籍となっている。
【目次】
まえがき
☆初心者の抜鍼について思うこと
☆刺鍼について
☆なぜ深層筋に刺鍼するか。
☆使っている道具
☆初心者の問題点
☆鍼灸師の勉強方法
☆中国鍼と日本鍼の治療作用の違い
☆『超初心者マニュアル』の復習
☆痛みの発生
☆各種腰痛に対する施術
◎ギックリ腰
①大腰筋のコムラガエリ
②大腿骨頭壊死
☆腰痛と坐骨神経痛の判定基準
◎腰痛の判定基準
◎坐骨神経痛の判定基準
☆国試と関係がなくて、学校で教えてもらえないため、著者が見学者から受ける質問。
◎質問一:経絡が見えるという人がいます。経絡は見えるものでしょうか?
◎質問二:気が見えるという人がいますが、何色に見えているのですか?
◎質問三:『素問』の陰陽離合論篇に「聖人南面而立(聖人は南面して立つ)」とありますが、
どうして南面するのですか?
◎質問四:左が陽で、右が陰と言いますが、どうしてですか?
◎質問五:経絡の中は、気が流れているといいますが、なぜですか?
◎質問六:寸口脈は、左右の寸関尺で臓腑に割り当てられていますが、どのような理由で配置されたのでしょうか?
◎質問七:大腸経は、なぜ手にあるのですか?
◎質問八:腎臓は泌尿器で、生殖と関係ないのに、どうして生殖の元なのですか?
◎質問九:五行は、どうして医学に取り入れられたのですか?
◎質問十:三焦は、どんな臓器なのですか?
◎質問十一:親指を前に出すと補法、親指を後退させると瀉法といいますが、なぜですか?
◎質問十二:実証は圧迫すると不快なのに、虚証では心地よいのは何故ですか?
◎質問十三:五兪穴は、陰経陽経とも井から始まって?兪経と来て、合で終わります。しかし五行穴は、陰経が木から始まって火土金と来て水で終わるのに、陽経は金から始まって水木火と来て土で終わります。この違いは何故ですか?
◎質問十四:陽が男で、陰が女とは、どういうわけですか?
◎質問十五:心包とは、どんな臓器なのですか?
◎質問十六:心包は、どうして三焦と表裏なんですか?
◎質問十七:五行の色は、どうして脾黄、腎黒、肝青、心赤、肺白になりますか?
◎質問十八:「脾は、膵臓」といわれますが、どうして脾は脾臓でなく膵臓なのですか?
◎質問十九:五臓と五官の対応は、どうなっているのですか?
目次
初心者の抜鍼について思うこと
刺鍼について
なぜ深層筋に刺鍼するか。
使っている道具
初心者の問題点
鍼灸師の勉強方法
中国鍼と日本鍼の治療作用の違い
『超初心者マニュアル』の復習
痛みの発生
各種腰痛に対する施術
腰痛と坐骨神経痛の判定基準
国試と関係がなくて、学校で教えてもらえないため、著者が見学者から受ける質問。
著者等紹介
淺野周[アサノシュウ]
中国鍼灸翻訳家、鍼灸師(北京堂鍼灸)。1956年島根県生まれ、1985年学生時代に三寸三番を使った大腰筋刺鍼を開発。1987年明治東洋医学院鍼灸科卒、1990年北京中医学院針推系進修生終了。1990年八東郡東出雲町にて自宅で北京堂を開業。1995年北京留学、翌1996年帰国。1996年北京堂ホームページを開設、治療法を公開。2003年北京堂沼袋店を開業、2006年北京堂生麦店を開業。2009年北京堂松江店を開業、2010年北京堂仙川店を開業。2013年北京堂綾瀬店を開業。2020年年北京堂生ふじみ野店を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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