出版社内容情報
★農を守ることこそ真の国防
★「農業基本法」改正から読み解く
★緊急レポート「令和の米騒動」収載
「日本の農業は、世界で最も過保護である」と日本国民に長らく刷り込まれてきた。
だが、実態は全く逆である。
「世界で最もセーフティネットが欠如している」のが日本の農業なのである。
「対策はせずに疲弊させて、有事には罰金で脅して作らせればいい」わけがない。
内容説明
農を守ることこそ真の国防。「日本の農業は、世界で最も過保護である」と日本国民に長らく刷り込まれてきた。だが、実態は全く逆である。「世界で最もセーフティネットが欠如している」のが日本の農業なのである。「対策はせずに疲弊させて、有事には罰金で脅して作らせればいい」わけがない。「農業基本法」改正から読み解く。緊急レポート令和の米騒動収載。
目次
第一章 今、何が求められているのか
第二章 なぜ、自給率を重視せず「有事立法」なのか
第三章 今だけ、金だけ、自分だけの農業がもたらすもの
第四章 腰砕けの価格転嫁誘導策
第五章 多様な農業経営体からの後退
第六章 牛は水道の蛇口ではない
第七章 田んぼ「潰し」に七五〇億円
第八章 種をいかに守っていくか
第九章 農を守ることこそ真の国防
緊急レポート 令和の米騒動(コメ不足は猛暑のせいではない!~農家を苦しめる政策が根本原因;「オレンジ・牛肉ショック」の深層~貿易自由化と消費者選択)
著者等紹介
鈴木宣弘[スズキノブヒロ]
東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授・名誉教授。1958年生まれ。三重県志摩市出身。東京大学農学部卒。農林水産省に15年ほど勤務した後、学界へ転じる。九州大学農学部助教授、九州大学大学院農学研究院教授などを経て、2006年9月から東京大学教授、2024年から現職。1998年~2010年夏期はコーネル大学客員助教授、教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
-
- 和書
- 産業連関 〈第7巻3号〉