“意見書”「フクシマ型PTSD」“今やらねばならぬこと”―原発事故被害者への“構造的暴力による社会的虐待”

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“意見書”「フクシマ型PTSD」“今やらねばならぬこと”―原発事故被害者への“構造的暴力による社会的虐待”

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  • サイズ A5判/ページ数 465p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862515612
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C3036

出版社内容情報

本書は「福島原発事故責任追及訴訟埼玉弁護団」および「原発賠償 京都訴訟弁護団」の依頼を受け、埼玉地方裁判所(2019年12月16日)および大阪高等裁判所(2020年5月7日)に提出された意見書(甲D共231)『福島第一原子力発電所事故被害者に持続する甚大な精神的苦痛-精神的ストレスと社会・経済的要因に関する人間科学的実証研究から-』をもとに大幅に加筆されたものである。原発事故による被害者が、いかに甚大な精神的苦痛と過酷な生活・人生を強いられているか、筆者らが原発事故発生以降これまでに行ってきた人間科学に基づく大規模アンケート調査・インタビュー調査・フィールドワーク調査の結果をもとに明らかにしてきた。

内容説明

10年間にわたる調査が明かす、原発事故被害者の被害実態の全体像。

目次

第1部 はじめに:意見書の趣旨
第2章 調査研究の概要
第3章 精神的ストレス度の11年間の調査結果と先行研究との比較
第4章 PTSD症状に影響する身体・心理・社会・経済的要因
第5章 原発避難者と地震津波避難者との被害の質の違い:2015年NHK全国調査データから
第6章 2016年以降の首都圏調査データにおけるK6の分析
第7章 原発避難いじめの実態調査
第8章 福島原発事故に認められる構造的暴力
第9章 事例分析:原発事故被害者10人の物語―心理・社会・経済・身体的ストレスの解読
第10章 結論
付録資料 最新調査分析結果をもとにした政府に対する要望書(2023年3月7日)

著者等紹介

辻内琢也[ツジウチタクヤ]
愛知県生まれ。幼少期を南アフリカ共和国で過ごす。浜松医科大学医学部卒業。東京大学大学院医学系研究科・内科学ストレス防御心身医学修了。博士(医学)。千葉大学大学院社会文化科学研究科(文化人類学)単位取得退学。東京警察病院内科、東京大学医学部附属病院心療内科、健生会クリニック心療内科・神経科診療室長、早稲田大学人間科学部助教授、ハーバード大学難民トラウマ研究所(HPRT)・マサチューセッツ総合病院精神科リサーチフェローなどを経て、早稲田大学人間科学学術院教授、早稲田大学災害復興医療人類学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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