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内容説明
日本の生活文化は美的感性にあふれている。芸術の生活化が見事に行われている。しかし、その美的感性の裏側には、日本を国際的に孤立させ軋轢を生む契機が潜んでいるのである。本書は、日本人を日本人たらしめている原風景を明確に規定し、世界における日本文化の地域性を浮き彫りにしつつ、わが国の愛国心がいかに独自の背景を持っているかなどを鋭く分析してみせる。まさに、新しい時代の日本人論である。
目次
第1章 美の感性優先の思考
第2章 真似る日本の成功
第3章 「鉄面皮」の中国と「変節」する日本
第4章 急激な西洋化と日中交流の先駆者
第5章 日中の愛国心の違い
第6章 地域性を認識するために
著者等紹介
王敏[ワンミン]
1954年中国・河北省承徳市生まれ。大連外国語大学日本語学部卒業、四川外国語学院大学院修了。宮沢賢治研究から日本研究へ、日中の比較文化研究から東アジアにおける文化関係の研究に進む。人文科学博士(お茶の水女子大学)。法政大学教授、上海同済大学客員教授。早稲田大学や関西大学などの客員教授を歴任。「文化外交を推進する総理懇談会」や「国際文化交流推進会議有識者会合」など委員も経験。現在、日本ペンクラブ国際委員、かめのり財団理事、朝日新聞アジアフェロー世話人など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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