無銭経済宣言―お金を使わずに生きる方法

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無銭経済宣言―お金を使わずに生きる方法

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  • サイズ B6判/ページ数 496p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784314011501
  • NDC分類 936
  • Cコード C0036

出版社内容情報

われわれは、お金に養ってもらっていると勘ちがいしているが、本当は自然界に養われているのだ。お金がなければ生きていけないという幻想は、ぼくらの文化が作りだした物語にすぎない。

イギリスで1年間お金をまったく使わずに暮らす実験をしてフリーエコノミー(無銭経済)運動を創始した著者が、人間が自分の住む土地やそこに住む人とのつながり、そして生の実感をとりもどし、持続可能な地球環境を実現するための、あたらしい経済モデルを提唱する。

後半の〈実践編〉は、衣食住やヘルスケア、移動手段、宿泊、娯楽にいたるまで、生活のあらゆる側面でお金への依存をへらすための多種多様なノウハウを紹介する「カネなし生活マニュアル」となっている。


【著訳者情報】
【著者】マーク・ボイル (Mark Boyle)
1979年、アイルランド生まれ。29歳のときにお金をいっさい使わずに生活した体験を綴った『ぼくはお金を使わずに生きることにした』は19か国で刊行され、大きな反響を呼んだ。現在は、アイルランド西部に仲間と立ちあげたフリーエコノミーの拠点で、自らの思想を実践する試みをつづけている。

【訳者】吉田奈緒子 (よしだ・なおこ)
1968年、神奈川県生まれ。東京外国語大学インド・パーキスターン語学科卒。英国エセックス大学修士課程(社会言語学専攻)修了。千葉・南房総で「半農半翻訳」の生活を送っている。訳書に、ボイル『ぼくはお金を使わずに生きることにした』、サンディーン『スエロは洞窟で暮らすことにした』(以上、紀伊國屋書店)。


【目次】
序文 チャールズ・アイゼンスタイン

第1部 理論編
1 カネという幻想
カネなし思想と自己幻想
カネの文化
時はカネならず
本物のコミュニティには相互依存が必要
消費する物との断絶
個人・社会・生態系・経済にカネが与える影響
〈規模の経済〉とカネの結びつき/〈分業〉とカネの結びつき/カネのもたらすムダ/価値の保存が生みだす圧倒的格差/売買と贈与のちがいは売春とセックスのちがい
新しい物語を選ぶときはいま

2 カネなしの選択肢
無銭経済とは
無銭経済の定義/贈与経済/一〇〇%ローカル経済/資源ベース経済/ペイフォワード
■コラム:贈与経済の実例

3 理念の進歩(POP)モデル
■コラム:カネなしの仲間たち

4 課題と移行策
現行の人間文化/工業文明への依存/土地所有制度/保険/子育て…


第2部 実践編
5 労働と有形物
働きかた
物の入手
日用品(フリーサイクルとフリーグル/フリーショップ/粗大ゴミ…)
本と新聞(本の交換サイト/ブッククロッシング…)
各種の道具
■コラム:石器製作の技術…

6 土地
自由/無料の地(窓ぎわなどの狭小空間/ランドシェア/ウーフ/都市部の荒れ地を菜園に)
心を揺さぶるビジョンの創出と情熱的追求(既存のコミュニティへの参加/ゴーストタウン…)
現実的な土地改革をめざす運動
■コラム:パーマカルチャーと再ローカル化…

7 住居
無料の家(スクウォッティング/ハウスシット…)
安く建てて無料で暮らす家(パッシブソーラー建築/土嚢工法…)
コンポストトイレ
■コラム:コンポスト――誰かのウンチは誰かの肥料

8 食べものと水
食べもの
野生の食の採集
自家栽培(自家採種と種子交換/多年生作物/循環型の生産体制/ゲリラ・ガーデニング)
スキッピング
その他のアイデア(卵/ハチミツ/保存食づくり/コミュニティ果樹園とアバンダンス・プロジェクト)
水(井戸とボーリング井戸/雨水の収集…)
■コラム:野生のタンパク源/アグロフォレストリー…

9 清潔と衛生
入浴の方法
からだ(洗顔ソープとボディソープ/デオドラント/保湿クリームと化粧水…)
歯と口腔(歯みがき粉/歯ブラシ/マウスウォッシュ)
ヘア(洗髪/カット/シェービング)
衣類(洗濯/乾燥/洗剤)
家まわり
■コラム:一〇〇%ローカルな素材を使ったそうじ

10 移動手段と旅の宿
移動手段(カネなしの靴/ヒッチハイク…)
宿泊(カウチサーフィン、無料のもてなしウェブサイト、あるいはなりゆきまかせ/野宿…)
■コラム:はだし歩き礼賛/路上のおきて

11 オフグリッドの生活
電気エネルギー/調理/防寒/オープンソース・エコロジー…

12 教育
非貨幣経済のための教育/フリースキルのつどい
■コラム:フリースキルのつどいでサワー種パン作り…

13 健康とセックス
〈自我中心的な自己〉と〈ホリスティックな自己〉の健康/ローカルなヘルスケアの選択肢/野生のセックス/セックスを語る/シンプルな選択
■コラム:野生の薬

14 衣類と寝具

15 娯楽
楽器の習得と製作/絵画の制作/路上パーティ/酒/カネの奴隷を脱する…
■コラム:ローカルなタダ酒…

16 はじまりはすぐそこに

内容説明

「お金がないと生きられない」というのは、ぼくらの文化が創りだした物語にすぎない。

目次

1 理論編(カネという幻想;カネなしの選択肢;理念の進化(POP)モデル
課題と移行策)
2 実践編(働きかたと物品の入手;土地;住居;食べものと水;清潔と衛生 ほか)

著者等紹介

ボイル,マーク[ボイル,マーク] [Boyle,Mark]
1979年、アイルランド生まれ。大学で経済学を学んだ後、渡英。有機食品業界を経て、2007年、ブリストルでフリーエコノミー(無銭経済)運動を創始。2008年の「無買デー」より、みずからお金をいっさい使わずに生活する実験を決行し、最初の1年の体験を『ぼくはお金を使わずに生きることにした』として発表。同書は19か国で刊行され、大きな反響を呼んだ。現在は、アイルランド西部に仲間と立ちあげた拠点で、フリーエコノミー思想を実践する試みをつづけている

吉田奈緒子[ヨシダナオコ]
1968年、神奈川県生まれ。東京外国語大学インド・パーキスターン語学科卒。英国エセックス大学修士課程(社会言語学専攻)修了。千葉・南房総で「半農半翻訳」の生活を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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くさてる

32
金銭を使わず生活するとはどういうことか。それも倹約が目的ではなく、お金を使う生活そのものにノーを唱えるために。という著者の主張をまとめたもの。そして、こんなコミュニケーション能力勝負で技能があって健康であって時間と暇がないと成り立たない生活なんて無理だわというのがそれを読んだ私の結論。皮肉なようですが、だからこそ貨幣や経済活動が発展し、人類は進歩してきたんだということがよく分かりました。著者のお金が無くても生きられる生活は周りのお金を使って生きている人に支えられて成り立つようにしか思えませんでしたよ。2017/09/27

活字スキー

13
「経済」とは、物事がうまく回るようにあれこれ采配することであり、必ずしもカネを要するとは限らない。にも関わらず、現代社会では人のあらゆる活動が「カネになるかどうか」、又は「どうやって必要なカネを賄うか」という話に囚われてはいないか?カネは万能でも絶対でもなく、ただ貸し借りの所在や量を数値化した概念でしかないはずなのに、なぜ「たかがカネ」のために奴隷のように働いたり、とんでもない犠牲を払ってしまうのか?カネに頼らない豊かな生き方を、著者が実践を通して提唱する大著……だが。2017/10/23

キニマ

5
8割方お金を使わずに生活を送るためのハウトゥーが書かれているがこの辺は割愛。お金の存在が招く問題について考察された前半部のストーリーはかなり面白い。自己と他者の境界が固定的ではないとする考え。人との交流のなかでお金が介在することでその交流にできてしまう距離。CHAPTER1の再読をしたい。2017/12/10

のらぞー

5
人類はお金の奴隷だ!なので自由を求めてお金を使わない生活を送っているという著者から、自由を求める人へ贈る熱いメッセージと実践に基づく手法が記された一冊。仕方ないと思うけど矛盾だらけだった。特に無銭生活の最中にお金を払ってまで精管切除手術を受ける理由が理解できないし賛同もできないな。そもそもこの本自体が経済そのもの。ただオオバコで花粉症が治るってのは騙されたと思って一度試したいと思う。2017/10/23

まこと

4
世界から「どれだけ得ることができるか」から、「どれだけ与えることができるか」へ世界を見るレンズを変えること。確かに、どれだけ得ることができるかばかりを考えている時があるかも。このレンズを変えることを、普段から意識していきたい。

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