内容説明
本書は、少年期の体験的教育としての体験活動について、新しい教育観による野外文化教育学的な見地から解説したものである。社会人の基礎・基本としての生きる力や感じる心を培う体験活動について、体系的にその理論と方法論をまとめている。
目次
第1章 文明化に対応する野外文化教育(科学・技術的な文明化に弱い人類;生きるための社会と教育 ほか)
第2章 野外文化教育としての体験活動(人間力を高める体験活動;体験活動と教育的社会構造 ほか)
第3章 体験活動の目標と指導(体験活動の教育目標;体験活動の教育的効果 ほか)
第4章 生活体験の実践(文明社会の落とし子たち;野外文化人の生活体験 ほか)
第5章 生活体験学園の構想(守られる立場から守る立場へ;子どもたちの現状と対応策 ほか)
著者等紹介
森田勇造[モリタユウゾウ]
1940年高知県宿毛市生まれ。1964年以来、世界の諸民族の生活文化を踏査し続ける。同時に野外文化教育の研究と啓発、実践に努め、青少年の健全育成活動も続ける。元国立信州高遠少年自然の家所長。現在、社団法人青少年交友協会理事長、野外文化研究所所長、野外文化教育学会顧問、国立大学法人東京学芸大学客員教授、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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